京都の近代建築-伏見区
 2019.11.20
 
 

■月桂冠昭和蔵・事務所(NO.1)
 月桂冠昭和蔵は、1927(昭和2)年に竣工した醸造庫である。国内初の鉄筋コンクリート造2階建の工場と考えられ、冷房設備もついている。
 翌1928(昭和3)年に、隣接して事務所が建てられた。現在は増築して3階建となっているが、当初は鉄筋コンクリート造2階建の建物であった。

昭和蔵 事務所(2007.6撮影)

●所在地:京都市伏見区片原町


■松本酒造(株)大黒蔵・煉瓦倉庫・煙突(NO.2)
 松本酒造のこれらの建物は、大黒蔵は1923(大正12)年に、煉瓦倉庫と煙突は明治末期に
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●所在地:京都市伏見区横大路三栖大黒町


■旧陸軍第16師団指令本部庁舎(聖母学院本館)(NO.3)
 
建物は、煉瓦造2階建、設計は陸軍省臨時建築部、1908(明治41)年の竣工。
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●所在地:京都市伏見区深草田谷町

■羽栗邸(NO.4)
 この建物は、大正から昭和初期にかけて建築されたもので、木造2階建の建物である。

(2007.6撮影)

●所在地:京都市伏見区京橋町