ドイツ博物館シュライスハイム航空機整備場 Deutsches Museum Flugwerft Shuleissheim update:2015/10/27 |
|
建物外観 | |
ドイツ博物館の分館であるシュライスハイム航空機整備場は、ミュンヘンの北約20kmの地オーバーシュライスハイムにある。近くにはシュライスハイム城もある。ミュンヘン中央駅よりS1で約20分、オーバーシュライスハイム駅から南に歩いていくと、シュライスハイム城の一角に出くわす。そのまま通り抜け、さらに林の中の道をまっすぐいけば、分かれ道のところに看板が出ている。駅からは徒歩約20分。 シュライスハイム城 博物館への看板 シュライスハイム航空機整備場は、ドイツ博物館の分館として1988年に開設された。この地は元々「ロイヤル・バイエルン航空会社Royal Bavarian Flying Corps.」の飛行場及び整備工場として1912年に開設されたものである。第一次大戦中は、パイロット補充部隊の駐屯地として使われ、運行乗務員、パイロット、整備士など育成が行われた。1927年からはパイロット養成所"Deutsche Verkehrsflieger-Schule"として機能する。ナチスの権力掌握後は、軍備拡張や戦争準備のため空軍基地としての機能を高めた。1944年、何度もの空爆はかなりのダメージを与え、民間人の負傷者も出た。戦後はアメリカ軍が駐留し、1968年までアメリカの輸送ヘリコプターの基地"Schleissheim Army Air Base"として使用された。1981年までドイツ連邦軍により使用された後、軍事的利用はなくなり、現在は南連邦警察やいくつかのフライトスポーツクラブにより使用されている。飛行場としての利用が放棄されて以降、初期の飛行場の歴史的建物は荒廃していたが、1988年、ドイツ博物館の分館として修復が行われた。 |
|
旧保守点検格納庫内での展示 Lilienthalのグライダーのレプリカ Wolfmullerのグライダー(1907) Heinkel He 111 H-16 Dornier Do 31 E-3 上記の内部 Dornier Do 24 T-3 MiG-21 MF 修復工場 |
|
■開館:9:00〜17:00 ■休館:1/1、ざんげ火曜日、聖金曜日、5/1、キリスト聖体の祝日、11/1、12/24、12/25、12/31 ■入館料:大人6ユーロ、学生等3ユーロ ■住所:Effnerstrasse 18, 85764 Oberschleissheim TEL (089)315714-0, FAX (089)315714-50 ■E-mail:fuehrungen-fws@deutsches-museum.de (他の情報はドイツ博物館(本館)を参照のこと) |