通信博物館  Museum fur Kommunikation Nurnberg  update:2015/09/15
建物外観(この3階)

 通信博物館Museum fur Kommunikation Nurnbergは、ニュルンベルク中央駅の西にあり、DB博物館と同居している。DB博物館の建物の3階部分の半分ほどが情報博物館である。入館料はDB博物館と共通である。

 この博物館は、1899年〜1902年に開設されていた「バイエルン王室交通博物館」が元になっている。その後、1914年から現在のLessingstrasseに建物が建設され、1925年に完成した。第二次世界大戦の間、博物館は閉鎖された。1995年以降、博物館の管理は「郵便と情報通信博物館財団Museumsstiftung Post und Telekommunikation(MSPT)」となった。MSPTが管理する情報博物館は、この他にベルリンとフランクフルトにある。

 3階の展示室には、4つのセクションに分かれ、(1)音、(2)画像、(3)文字、(4)インターネットである。全体として、展示品はそれほど多くはないが、文字のところでエジプトの石室を模した部屋はその雰囲気を感じられた。できればもう少し照明が暗いと良いのに。入館者のほとんどがDB博物館を目的にしているようで、3階まであがってくる人は少ない。同階にある子どもが遊べる鉄道おもちゃの部屋には子どもと若い母親が多かった。

「音」のコーナー

電話交換機の変遷

エジプトの石棺内部の模型

日本の漢字タイプライタ(懐かしい!)

古い郵便ポスト(1918)

「インターネット」コーナー

 
■開館:火〜金 9:00〜17:00
     土・日・祝 10:00〜18:00
■入館料:5 Euro(DB博物館と共通)
■所在地:Lessingstrasse 6, 90443 Nurnberg
■電話:(0911)23-0880
■E-mail:mfk-nuernberg@mspt.de
■web:http://www.mfk-nuernberg.de
■交通:U2 Haltestelle Opernhaus下車
 
 

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