技術職業教育通信 2002年2月25日 NO.44 |
「わすれな盆」の製作 |
2月23日(土)、午後1時30分より、同志社中学校(京都市上京区)の技術室を会場に、「第15回冬季教研」が行われました。 当日は、13名(中学:10名、高校:2名、大学1名)の参加者があり、「わすれな盆」の製作を行いました。 「わすれな盆」とは、腕時計、携帯、定期、ハンカチ、メモ帳など、いつも携帯するものを忘れないように入れておく小型の盆ですが、定説は不明とのこと。この教材は中学校の木工で最初に使え、5〜6時間で完成し、しかも実用性が高いものです。@けがき作業、A切断、B組立などが極めてコンパクトに処理でき、簡易治具さえあれば普通教室でもできるところがポイントです。早い生徒は3時間程度で完成しますが、早くできた生徒には「磨き」の課題を与えるなど、時間調整も可能です。 以下に教材の材料、完成品、図面を掲載します。教材は教材屋さんに加工をお願いし、材料費はちょうど1000円とのことでした。 わすれな盆の材料 完成品 製作図面
講師の濱中先生(同志社中) 説明中です 材料へのけがき
のこぎり引き 釘打ち
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