技術職業教育通信    2007年9月16日 NO.50

 夏期講座、13名参加で盛会でした 〜手回し発電機とミニ・ホバークラフトを製作しました〜 


 

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 京都技術サークルは、9月8日(土)、同志社中学校の技術室を会場に、恒例の「夏期講座」を開催しました。今回は、「手回し発電機とミニ・ホバークラフトの製作」です。参加者は13名で、大学1、高校3、中学校5、小学校1、養護学校2、その他1でした。新しい参加者も何人かおられ、また小学校からの参加者があったことも特筆すべきことでした。

P1030506.JPG (744227 バイト)手回し発電機   P1030504.JPG (773119 バイト)ミニ・ホバークラフト

 製作は、「手回し発電機」から行いました。タミヤのギアボックスを組み立て、プラスチックケースに納めるだけのものですが、3Vも豆球が点灯するだけでなく、端子から電圧を取り出すことができます。この後で製作したミニ・ホバークラフトはこの発電機で動かすことにしています。ギアボックスの製作やプラスチックケースの加工には難しい点はありませんでしたが、ギアボックスをケースに入れて、ネジ止めするのに時間がかかりました。ケースが小さくてネジ止めがしにくいためです。T高校の先生が狭い場所にナットをうまく入れるアイディアを出してくれたので、スムーズに進みました。

 「手回し発電機」が完成した人から、「ミニ・ホバークラフト」の製作にとりかかりました。カップ麺の発泡スチロール製のどんぶりを使ってホバークラフトを作りました。どんぶりのままでは空気がスムーズに逃げないので、下敷きを丸く切ってスカートを作り、接着しました。発電機と接続すると、ゆっくりと動きます。

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 予定の時間よりもかかりましたが、ほとんどの参加者が完成させることができました。

 終了後、同志社中学校が新しく購入した丸鋸盤を見せていただき、実際に木材をカットし、その切れ味を試させていただきました。材料を固定したテーブル自身が動いていくので、作業の安全性はたいへん高いと思いました。

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 解散しようとしたら突然の夕立になりましたが、近くの居酒屋で話に華を咲かせているうちに雨もやみ、散会となりました。(お)


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