技術職業教育通信   2009年2月22日  NO.53

 「フランクリン・モーター」を作りました 〜2009冬期教研に13名が参加〜
 


P1060084.JPG (557351 バイト)製作したフランクリン・モーター

 京都技術サークル恒例の冬期教研が、2月14日(土)同志社中学校技術室を会場に行われました。参加者は13名です。初めての方が2名もおられました。また、兵庫県から2名の参加者があったことも特筆すべきことでした。

 20回を迎えた今回の冬期教研のテーマは、「フランクリン・モーターを作ろう」です。静電気で回るモーターなので、冬場の教研のテーマにはもってこいです。ところが前日からの雨がようやく早朝にあがったばかりという静電気の実験には「最悪」の条件になっしまいました。それでも工作室の空調でなんとかコンディションを整えました。

P1060073x.jpg (172520 バイト) 回転子のアルミ箔を貼る

 最初に、フランクリン・モーターの実演や、自作箔検電器の紹介などをしてから、製作に入りました。モータの回転子は発泡スチロールを丸く切り、側面にアルミ箔の小片を貼り付けます。中心に楊枝の軸をつけます。この回転子の支えをアクリル板を加工して作りました。スムーズに回転しないものがいくつか出てきたので調べてみると、楊枝の軸が円になっていないためだとわかり、サンドペーパーでこすってなめらかにしました。回転子から1mmほどの間隔をあけてクリップを加工した電極を取り付けます。片方の電極にアースとなるアルミ箔を取り付け、まずは完成です。塩ビパイプをティッシュペーパーでこすり、回転子に近づけると回り始めます。ところが帯電したパイプを近づけるタイミングがむずかしく、突然、逆向きの力が働いたりしてスムーズに回りません。それでも練習する中で、少しずつコツを体得し、会場のあちこちで回るようになりました。プラスチックのコップで作った「ライデンびん」を電極に取り付けると、いっそうスムーズに回るはずなのですが、うまくいく人と、そうでない人が出てきて、結局なぜうまくいかないケースがでてきたのかよくわからずに終わってしまいました。

P1060081.JPG (646235 バイト)これがヒダピオシステム

 休憩時間には、"バレンタイン・デーだから"と差し入れていただいたS先生のチョコレートをつまみながら、あちこちで話がはずみました。その後、兵庫のK先生から、三木市内の中学校で実践されているというJA制御ヒダピオシステムの教材の紹介がありました。特別なドライバーやソフトウェアをインストールせずに、AVRマイコンをUSBに接続し、EXCELで制御ができる教材です。安価なことや、特別なライターなしでマイコンに書き込んで自立タイプの教材を作成できるもので、よく考えられており、新学習指導要領で明記された「コンピュータ制御」の教材として活用できそうです。
  →(詳細は、ネットで「JA制御」「ヒダピオシステム」で検索して下さい)
 

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